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【足利市版】兄弟・姉妹間の相続不動産の悩みを解決した事例
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1.足利市にお住まいのE様が、
「相続した実家を均等に相続する方法を不動産会社に相談した事例」
足利市における、「兄弟・姉妹間の相続不動産の悩みを解決」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市鹿島町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 97.16㎡ | 土地面積 | 180.37㎡ |
築年数 | 築45年 | 成約価格 | ― |
間取り | 4DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は足利市にお住いの40代E様です。
お父様がお亡くなりになり、お姉様と実家を相続することになりました。
E様姉妹は均等に相続することを希望していますが、物理的にご実家を分割することはできません。
不動産に関する知識がなかったE様姉妹は、どのように分割すべきか悩んでいました。
解決したいトラブル・課題
課題
不動産を均等に相続するための分割方法を知りたい。
お父様の遺産調査を行うため、ご実家の価値を知る必要があったE様姉妹はひとまず不動産会社に査定依頼を行い、そこで不動産の分割方法についても相談しようと考えています。
不動産会社の探し方・選び方
E様は、以下のポイントを重視して不動産会社を選びました。
- 不動産に関して知識がなくても理解できる説明をしてくれる
- 過去に相続案件を多く扱った実績があること
足利市内の複数の不動産会社を訪問した結果、相続不動産の分割について具体的な提案をしてくれた不動産会社を選びました。
E様の「トラブル・課題」の解決方法
相続不動産の分割方法は複数あり、家族の関係性や物件の特性に応じて異なります。
1.相続不動産の分割方法
相続不動産の分割方法として主なものは以下の通りです。
① 現物分割
- 特徴:不動産をそのまま分ける方法(一般的に土地に利用される)
- メリット:各相続人が具体的な不動産を所有できる
- デメリット:物件が複数ある場合にのみ有効で、単一物件では困難
② 代償分割
- 特徴:一人が不動産を取得し、他の相続人に代償金を支払う方法
- メリット:単一物件でも分割が可能で、公平性が保たれる
- デメリット:代償金を準備する負担が発生する
③ 換価分割
- 特徴:不動産を売却し、その売却代金を分割する方法
- メリット:公平かつ明確な分割が可能
- デメリット:売却に時間がかかる場合がある
2.「結果」
E様姉妹は分割方法を具体的に検討するための基礎知識を得ることができ、大変満足されたご様子でした。
持ち帰って改めて相談し、「もし、実家を売却することになった場合は必ずここに相談します」とおっしゃっていただき、弊社としても嬉しい結果となりました。
2.栃木市にお住まいのA様が、
「足利市にある実家を遺言書とは異なる形で
相続することで兄と均等に財産を分けられた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市猿田町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 113.85㎡ | 土地面積 | 215.19㎡ |
築年数 | 築43年 | 成約価格 | 500万円 |
間取り | 5DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は栃木市にお住いの50代A様です。
お母様がお亡くなりになり足利市内にあるご実家と金融資産をお兄様と相続することになりました。
お母様は遺言書を残されており「不動産はご長男であるお兄様に、金融資産はA様に相続させる」といった内容でした。
しかし、お兄様は県外に住んでいるためご実家に移り住む予定はありません。
また、A様兄弟は均等に相続することを望まれているため、ご実家の売却益を均等に分ける「換価分割」にすることにし、金融資産も均等に相続することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
遺言書とは異なる形で相続したい。
A様兄弟は遺言書とは異なる形で相続を進めようとしていますが、その場合、法的になにか問題があるのではないかと不安に感じています。
ひとまず、不動産会社に売却相談を行い、そこで遺言書がある場合の相続方法についても聞いてみることにしました。
不動産会社の探し方・選び方
A様兄弟は相続不動産について知見がありそうな不動産会社に相談することに決め、複数の不動産会社のサイトを比較しました。その中で、
- 相続について詳しく掲載されているページがあった
- 「不動産コンサルティングマスター」の資格を持ったスタッフが在籍し、より専門的なアドバイスがもらえそう
上記2点で信頼できそうと感じた不動産会社があり、相談することに決めました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
A様兄弟は遺言書とは異なる形で相続することは可能なのか気になっていらっしゃいました。
遺言書とは異なる形で相続することは可能です。
その際に、A様兄弟のケースは「遺産分割協議書」を開く必要があります。
1.遺言書とは異なる形で相続する場合
基本的には遺言書にある内容が優先されますが、相続人全員の合意を得ることができれば遺言書とは異なる形で相続することが可能です。
その場合は、「遺産分割協議」を開く必要があります。
遺産分割協議とは、亡くなった方(被相続人)の財産を相続人間でどのように分配するかを話し合い、合意する手続きのことを指します。
相続人全員が参加することが条件で、1人でも欠けると協議は無効となります。
2.「結果」
A様兄弟は遺産分割協議を行いました。
すでに、金融資産を均等に分けること、ご実家の換価分割を行うことで合意できていたため協議はスムーズに進みました。
その後、売却活動を開始し4か月で買手が見つかりました。
A様兄弟は無事に金融資産と売却益を均等に相続することができ、大変満足されています。
3.足利市にお住まいのN様が、
「実家の相続方法で妹と意見が合わなかったが、
不動産会社に相談し解決できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市小俣町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.92㎡ | 土地面積 | 572.02㎡ |
築年数 | 築39年 | 成約価格 | 800万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は足利市にお住いの60代N様です。
お父様がお亡くなりになり、妹様と実家を相続することになりました。
N様はすでに持ち家があり実家に移り住む予定がないため売却を希望していましたが、妹様はもともと実家に住んでおり、このまま住み続けるため保有することを望んでいます。
意見が合わず手続きが進められない状態でした。
解決したいトラブル・課題
課題
姉妹間で意見が合わず、相続手続きが進められない。
N様は均等に相続することを強く望んでいます。
お父様の財産はご実家のみだったため、妹様がご実家を相続すると均等が保たれません。
そのため、どのように相続したらよいか不動産の専門家である不動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
N様は、以下のポイントを重視して不動産会社を選びました。
- 相続不動産の分割に関する提案力があること
- 実績が豊富で、家族間のトラブルに柔軟に対応できること
足利市内でいくつかの不動産会社を訪問した結果、相続不動産の分割方法について具体的な提案をしてくれた会社を選びました。
N様の「トラブル・課題」の解決方法
N様のケースは一人が不動産を取得し、他の相続人に代償金を支払う「代償分割」で解決することが可能です。
N様から「代償金はどのように決めるのですか?」と質問があったので代償金の決め方について説明させていただきました。
1.「代償金」の決め方
代償金を決める方法はいくつかありますが、最も簡単なものは実勢価格を元にする方法です。
実勢価格とは、不動産が市場で実際に取引されている価格のことです。
実勢価格は不動産会社に査定してもらうことで知ることができます。
今回、N様のご実家の査定価格は800万円でした。
800万円を2等分すると400万円になります。
したがって、妹様がご実家を相続する場合、妹様がN様に代償金として400万円を渡すことができれば問題ありません。
2.「結果」
N様は妹様と再び話し合い検討した結果、弊社の提案通り代償分割を行うことにしました。
妹様も代償金である400万円も用意できるとのことで無事に手続きを進めることができそうです。