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【足利市版】老朽化が進む相続不動産を手放せた事例
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1.市外にお住まいのU様が、
「足利市で相続した負動産をスムーズに売却できた事例」
足利市における、「老朽化が進む相続不動産を手放す」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市今福町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.41㎡ | 土地面積 | 217.61㎡ |
築年数 | 50年 | 成約価格 | 590万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は宇都宮市にお住まいの50代のU様です。
お父様がお亡くなりになり、足利市内の実家を相続しました。
しかし、U様は現在のご自宅から相続した実家に移り住む予定はありません。
そのため、売却を希望していますが、実家は築年数が経過しており老朽化も進んでいるため、U様自身は買い手がつかない、いわゆる「負動産」だと感じています。
U様は実家を手放す最適な方法はないか不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家は価値がない「負動産」のため、売却できるのか不安。
不動産会社の探し方・選び方
U様は売れないであろう物件でも対応してくれる不動産会社をネットで検索しました。
いくつかの不動産会社のサイトを比較した結果、
- 空き家に関する相談にも対応しているという記載があった
- 不動産の相続に関する専門サイトがあった
上記2点を魅力に感じた不動産会社に相談することにしました。
U様の「トラブル・課題」の解決方法
U様は、相続した土地が負動産に該当して売却が難しいと考えていました。
しかし、U様のご実家を調査したところ「負動産」ではありませんでした。
1.「負動産」の特徴
価値のない不動産、いわゆる「負動産」の特徴としては以下の点が挙げられます。
① 立地が悪い
- 最寄り駅やバス停から遠い
- 周辺に商業施設や生活インフラが整っていない
② 物件の状態が悪い
- 老朽化が進み倒壊のリスクがある
③ 土地の形状や条件
- 極端に狭小または不整形
- 接道義務を満たしていない
U様のご実家について詳しく査定を行った結果、以下の理由から負動産には該当せず、売却が可能であることが判明しました。
- 土地は接道義務を満たしている
- 東京まで直結している「東武伊勢崎線」の沿線にあり、需要が高い
2.「結果」
U様には、ご実家の状態を考慮した適切な価格設定と販売戦略を提案しました。
その結果、3ヶ月間の販売活動を経て、買主が見つかり無事に売却が成立。
U様は、当初は売却を諦めかけていましたが、最終的には満足のいく結果を得ることができました。
2.足利市にお住まいのY様が、
「相続した老朽化の進む実家を納得のいく方法で手放せた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市山川町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 144.52㎡ | 土地面積 | 239.14㎡ |
築年数 | 52年 | 成約価格 | ― |
間取り | 5DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は足利市にお住まいの60代のY様です。
お母様がお亡くなりになり、市内にあるご実家を相続されました。
Y様はすでに持ち家があり、相続したご実家に移り住む予定はありません。
しかし、思い出の詰まったご実家のため、手放すことを躊躇いしばらく保有していましたが、近年、維持費や固定資産税が負担になり、売却して手放すことを決断しました。
ただし、ご実家は築50年以上が経ち老朽化が進んでいるため、売却が難しいのではないかと不安を抱えています。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家の保有にかかるコストが負担なので、納得できる形で手放したい。
Y様は売却を希望していますが、もし買い手が現れなかった場合の手放す方法も知りたいと考えており、複数の選択肢を提案してくれそうな不動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
Y様はいくつかの不動産会社を訪れ、下記の2点を重視して依頼先を決めることにしました。
- 親身に対応してくれて相談しやすい
- 相続不動産の売却に強そう
訪れた不動産会社の中で、最も親身に対応してくれて、年間150件の相談実績があるところに相談することに決めました。
Y様の「トラブル・課題」の解決方法
Y様から「もし、実家が売却できなかった場合はどのように手放したらいいですか?」と質問がありました。
そのため、Y様には老朽化の進む物件を手放すためのいくつかの方法をご提案いたしました。
1.老朽化の進む物件を手放す方法
Y様のご実家のように、老朽化の進む物件を手放す方法は主に以下の3点が挙げられます。
【老朽化の進む物件を手放す方法】
不動産会社に買取してもらう
建物を解体して土地として売り出す
空き家バンクを活用して手放す
3つの中でY様は「空き家バンクを活用する」方法に興味を持たれたようでしたので、「空き家バンク」について説明を行いました。
2.「空き家バンク」とは
空き家バンクは、地方自治体や関連団体が提供するサービスで、空き家の情報を広く公開し、空き家の所有者と購入希望者を結びつける仕組みです。
自治体が紹介するため、取引に関する信頼性も高いです。
また近年、栃木県は移住促進に注力しており、足利市も移住に関する支援金制度などを設けています。
そのため、足利市に移住を考える人も今後は増加していく見込みで、それに伴い移住者から空き家は注目が集まるでしょう。
参照:足利市役所|移住支援金
空き家バンクに登録したからといって必ず売れるというものではないので注意が必要です。
3.「結果」
Y様は、自治体が関わっていることで安心して売却活動が行える点を魅力に感じられていましたが、売れない可能性もあるということを考えるといつかで経っても手放せないので登録はやめておくとおっしゃっていました。
Y様には、老朽化が進んでいて買い手が見つかるまで時間がかかりそうなので弊社で買い取らせていただくのはどうかとご提案させていただきました。
Y様も弊社の提案にご納得され、買取での売却を進めることになりました。
「自分が納得できる形で手放せるので良かった。後悔しなくて済む。ありがとう。」とおっしゃっていました。
3.足利市にお住まいのA様が、
「相続した老朽化の進む実家を売却できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 足利市百頭町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 127.52㎡ | 土地面積 | 244.76㎡ |
築年数 | 51年 | 成約価格 | 600万円 |
間取り | 5LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は足利市にお住まいの60代のA様です。
お母様がお亡くなりになり、実家を相続することになりました。
お母様は亡くなるまでの2年間は施設で生活していたため、その間ご実家は放置状態でした。そのため老朽化が進み管理が難しい状態です。
A様はすでに持ち家があり、実家を活用する予定も移り住む予定もないため売却して手放すことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
課題
老朽化が進む実家をスムーズに手放したい。
A様は、ご実家の老朽化が進んでいることから買い手が現れないことを懸念しています。
最適な売却方法を知るために、A様は不動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
A様は、相続不動産の売却に強そうな近くの不動産会社を探すことにしました。
ネットで検索し、複数の不動産会社のサイトを比較した結果、
- 相続不動産の売却に関する事例が掲載されており、売却に詳しそう
- 地域密着の不動産会社のため、地域性を考慮した適切な売却戦略を提案してくれそう
上記2点で信頼できると感じた不動産会社に相談することにしました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
相続不動産はA様のご実家のように老朽化が進んだ物件も少なくありません。
ただし、近年では老朽化物件をあえて購入する層が増えており、老朽化していても完全に需要がないわけではありません。
1.老朽化した物件を購入する層
老朽化物件の購入を検討する人が増えている背景には、「DIY」の流行にあります。
「DIY」とは、専門業者などに依頼するのではなく、自分自身で何かを作り出したり、修繕や装飾を行ったりすることです。
老朽化した不動産には以下の魅力があります。
低価格で購入できる
DIYを行い、自分好みのデザインや設備に改装できる
弊社では老朽化物件を求める人への販売アプローチとして、建物の老朽化については正直に伝えつつ、「リフォームや再建築の自由度が高い」といった前向きな表現を使い、購入後の可能性を強調しました。
2.「結果」
弊社の適切な売却戦略のもと、4ヶ月で買い手が決まり、ご実家をスムーズに売却することができました。
老朽化物件でもターゲット層を明確にし、そのニーズに応じたアプローチを行うことで、より良い結果を生むことができました。
A様から「売れるまでに時間がかかると思っていたが、早く売れてよかった。相談して正解でした。」とおっしゃっていただきました。